2017.06.14更新

今年一番の衝撃はこの造り手さんのワインでした。(あと半年あるけどね)

僕をこのワインと出逢わせてくれたのは、大阪東心斎橋にある“お好み・葡萄酒”のお店さん。

目印はこちらの提灯さん(写真右)。『にこらしか』さん。なんと当主の若江さんは昨年のバンタガヴァンに助っ人として来て下さっていました!という縁もあり春先にお邪魔してきました。

にこらしか

その際、僕のソウルフード=お好み焼きと素敵なあてと共にグラスで何種類も飲ませて頂いた中、最後に出して頂いたのが“ル・マゼル”でした。

 

圧倒的な凝縮した果実味が押し寄せ、今まで感じたことのないフレッシュで複雑な余韻、酔いが醒めるとはちょっと違うハッとさせられるような不思議な感覚。

 

それ以来、これは仕入れるチャンスがきたらざんじ仕入れちゃろうと思うちょりました。

チャンスきました。

このヴィンテージ、またロゼ、赤は飲んでいませんが、型破りに美味しいであろうことは容易に想像できます。

ぜひ、お試し下さい!

le Mazel 3

左からル・マゼル

direVdF レ・レッシェ 2009 白 4600yen 3本

direVdF マゼル・ローズ 2014 ロゼ 2900yen 3本

direVdF ラルモンド 2006 赤 4100yen 3本

 

どれもばっちり飲み頃を迎えていそうです。

ソムリエ 中森しゅう

投稿者: Montmartre bis

2017.06.10更新

ブルゴーニュ自然派のトップネゴシアン『フィリップ・パカレ』

高品質ネゴシアンの代名詞『ルイ・ジャド』

自然派の父と呼ばれるボジョレーの牽引者『マルセル・ラピエール』(8年間)

こんなブルゴーニュの超一流で修行してきた彼が魅せられたのは、チリ。

 

チリワインと言われるとチリ・カベに代表される重みがあって、パワフルな、そして安価な赤ワインが真っ先に頭に浮かびますが。

全くちがいます。sun

暑苦しさがなく、むしろ清涼感のある飲み腰。ブラインドで出されたら旧世界と信じて疑わないはず・・・。

 

フランス人のルイ=アントワーヌ・リュイットは2006年にドメーヌを興し、その後あの大地震で全てを失いますが、めげることなく再興。

工業的農業が圧倒的に多い中、良心的に健全なブドウを育てている農家さんからの買いブドウで造る異色、いや最先端のチリワイン。

これは“してやられた感”が半端ないです。

ピチウエケ

direアグリコーラ・リュイット・リミタダ ウアサ・デ・ピチウエケ 2014

チリ マウレ・ヴァレー / 平均樹齢250年の奇跡的古木から生まれる赤 / 2200yen

樹齢250年って・・・旧世界では聞いたこともない超古木。どうやって計ったんでしょうか・・・

 

彼の作る少し濁りのあるゴールド色をしたオレンジワインが強烈に印象に残っています。

ソムリエ 中森しゅう

投稿者: Montmartre bis

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